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防火扉の温度ヒューズの仕組み

防火扉の温度ヒューズの仕組み 防火扉は火災の時に延焼を防ぐ働きがあります。
そのためしっかりと閉まっていなければ意味がありません。
常に閉まっている場合は問題ありませんが、平常時は開いていて、火災の時だけ閉めるタイプがあります。
この場合、自分で閉めるタイプと温度によって自動で閉まるようになっているものがあります。
火災の時には周辺の温度が上昇し、高温になります。
防火扉を固定しているストッパーに利用されているのは、温度ヒューズと呼ばれる仕組みです。
この温度ヒューズは決められた温度になると熱で溶ける仕組みになっています。
溶けたストッパーはバネの力で外れて、フックが開放され扉が閉まります。
この方式は総和47年まで認められていましたが、今では取り付けることができません。
熱で溶けるまでには時間がかかるので、それまでに煙が充満する恐れがあります。
また古くなると誤動作で火災でない時に閉まるなどの原因になるので、見つけたら交換する必要があります。

防火扉の開閉に必要なラッチの種類と仕組み

防火扉の開閉に必要なラッチの種類と仕組み 防火扉ラッチとは、通常時は防火扉を固定し火災が起きた時には扉を開放する(扉を閉じる)ための部材です。
ラッチの仕組みは2種類あります。
ひとつは「電磁式」、もうひとつは「温度ヒューズ式」です。
前者の電磁式は煙感知器の作動と連動しており、煙を感知した信号が制御盤に送られ、制御盤が解放の信号を送って扉を開放するものです。
後者の温度ヒューズ式は本体に低い温度で溶ける金属がついており、火災の熱でその金属が溶けるとロックが解除され、扉が開放するというものです。
最近のマンションなどでは、電磁式のものがほとんどかと思います。
しかし昔からある集合住宅や学校などでは、温度ヒューズ式も多いと思われます。
そしてかなりの率で故障や破損をしており、放置されているものが散見されるのが現実です。
故障や破損は火災発生時の人命リスクを招きます。
専門家による早めの検査・修理をして、火災時に正しく機能するようにしておくことをお勧めします。